先日の上棟式で、
今回も棟札を納めさせていただきました。

葵住宅では、
創業当初から “もみの木の棟札” を使っています。

実は独立した頃、
少し悩んでいたことがありました。

それが、

「棟札をどうするか」

でした。

昔ながらの文化として、
棟札があることは知っていましたが、

正直なところ、
私はそこまで信心深いタイプではありません(笑)

神話や宗教も、
どちらかというと “文化” や “歴史” として見る方です。

ですが一方で、

昔から続いてきたものを、
粗末に扱っていいとも思っていませんでした。

そんな時、
たまたま楽天で棟札を探していたところ、

「もみの木の棟札」

を見つけました。

しかも、
記入までお願いできるとのこと。

「これしかないだろう♪」

そう思ったのを覚えています。

墨友会2段の私が、
いよいよ本気を出す時かとも思いましたが(笑)

正直、
字はそこまで上手い訳でもなく、
何を書けばいいのかもよく分かっていませんでした。

ですが、
もみの木の家をつくる会社として、

棟札まで “もみの木” というのは、
少し面白いし、
ちゃんとストーリーにもなる。

そう感じて、
それ以来ずっと使い続けています。

棟札には、

・屋船久久能智神(やふねくくのちのかみ)
・屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)
・手置帆負神(たおきほおいのかみ)
・彦狭知神(ひこさしりのかみ)

4柱の神様のお名前が書かれています。

屋船久久能智神は、
木や建築を司る神様。

屋船豊受姫神は、
暮らしや豊かさに関わる神様。

手置帆負神は、
大工道具や職人技術の神様。

彦狭知神は、
木を扱う技術の神様とも言われているそうです。

こうして見ると、
昔の人たちも、

「良い家をつくりたい」

という想いを、
家づくりに込めていたのかもしれません。

もちろん、
私は神話を詳しく語れる訳ではありません(笑)

ですが、

家を守ること。
安心して暮らせること。
毎日の暮らしが豊かであること。

そういう願いは、
今の家づくりにも通じる気がしています。

その中でも個人的には、

「暮らしを豊かにする」

という、
屋船豊受姫神の意味合いが、
一番心に残っています。

性能や設備だけではなく、

こうした “見えなくなる部分” にも、
その会社らしさは出るのかもしれません。

だからこれからも、
葵住宅らしく、
もみの木の棟札を使い続けていこうと思っています。

 

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もみの木ハウス・みやざき 馬原 崇

馬原 崇

私が設計する時に理想とする住環境は、住まう家族みんながいつまでも健康で安全に楽しく過ごせる環境づくり。大切なお客様にはいつまでも幸せでいてほしいと心から思っております。

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