木の校舎は、なぜ落ち着くのか?

前回のブログの最後で少し触れましたが、
ドイツ研修で谷田貝教授から聞いた話の中に、
「木の校舎は落ち着きや集中力に影響がある」
という、とても興味深い内容がありました。

最初に聞いた時は、
正直「本当にそこまで違うのかな?」とも思いました。
ですが講義では、
木の空間と人との関係について、
研究や実験結果を交えながら分かりやすく説明してくださいました。
例えば木材は、
コンクリートや鉄に比べて熱を伝えにくく、
触った時に冷たく感じにくい素材です。
だから無垢の床は、
冬でもヒヤッとしにくい。
また木には、
湿気を吸ったり吐いたりする性質もあるそうです。
こうした特徴が、
空間の居心地にも関係していると言われていました。
さらに、
木の香り成分にはリラックス効果があるという研究もあるそうです。


確かに、
森へ行くと何となく落ち着く。
あの感覚に近いのかもしれません。
講義の中では、
木を多く使った校舎では、
「落ち着く」
「疲れにくい」
「柔らかく感じる」
と答える子供たちが多いという話もありました。
もちろん、
「木の校舎だから成績が上がる」
と単純に言える話ではないと思います。
ですが、
毎日長い時間を過ごす空間が、
人に与える影響は意外と大きいのかもしれません。
実際にもみの木の家に住まれているお客様からも、
「裸足が気持ちいい」
「空気がサラッとしている」
「よく眠れる気がする」
そんな声を頂く事があります。

家は、
見た目や性能だけではなく、
「そこでどう過ごせるか」
も、とても大切なのかもしれません。
毎日帰る場所だからこそ、
空気感や肌触り、
落ち着ける空間というものを、
これからも大切にしていきたいと思います。















