現場進捗状況 R5.6.30
新築工事の最初の作業は地盤調査からスタートします。スクリューウェイト貫入試験(通称SWS試験)を行い、地層の状況や地耐力を測定、過去の用途など総合的に判断して地盤を評価します。
大前提として、延岡地盤は実はそんなに悪くはありません。絶対大丈夫とは言えませんが、全国的にみると地盤改良などの補強がほぼ必要って土地もあります。今回は、市の区画整理の土地って事もありほぼ大丈夫だろうって思っておりましたが、前回のY様邸では改良が出てしまったので。ほぼ大丈夫なんてことはもう金輪際言わないつもりです。
今回も未来地盤技術の井上さんに判定して頂きました。公共工事等が主な仕事で地盤調査のプロ中のプロの方です。中々話してると判定の厳しい方だなと思いますが、住む方の将来を考えてしっかりと判定してくれます。社名の未来はそういうことだと勝手に推測します。
さて今回の地盤調査の結果は、想像以上に問題なしって事でした。地形からひょっとしたら悪いのではと思われたみたいですが、埋めてからの年数が長いこと、整地状況も良好って事で地盤は問題なし。あとは家をしっかりと工事するのみですね。建物は長期優良住宅なので構造計算もします、耐震等級3も大丈夫だろうって内示を頂いております。制振ダンパーも当然採用しますので、建物の安全性は担保されております。
地盤調査は建築のあくどい部分が出やすい部分なんです。10年くらい前に構造設計の権威、山辺先生の勉強会に参加した際。実は地盤改良工事では、ここでは言えないくらいの割合が不要な改良工事をしてると教えて頂きました。何故か?設計者がSWS試験の報告書を理解してないから・・・見ても無いからとの事でした。
確かに当時の私も疑わずに改良が必要か不要かだけを見てました。幸い奇跡的に良心的な判定者に巡り会えてたので、事なきを得てたわけですが。不要な改良工事の噂は知ってたので、信頼できる井上さんに頼んでたってところもあります。いい訳ですね💧
もちろん今は報告書見れますよ、山辺先生の講義の1日目の半分はSWS計測DATAの読み方でしたから(笑)それだけ地盤は大切って事ですね。
来週は協会ブロックの工事、確認申請書の作成に入って行きます。今回もグリーン化事業に応募予定です、今年の枠は何件あるか?くじ引きになるのか?ちょっとドキドキです。
今回から電子黒板を試験使用してみました、見やすいですね♪
もみの木ハウス・みやざきは、もみの木の内装材・イノスグループの最新技術・長期優良住宅・耐震等級3・省令準耐火などを標準仕様とし、お客様にとって安心・安全な生活を追究した家造りを延岡市を拠点に提供しております。