浮造り
もみの木の床材は浮造り加工がしてあります。板の表面の柔らかい部分を特殊な加工で削り、硬い部分を残す加工方法です。これにより床材の表面に凹凸が現れます。この凹凸のお陰で様々なメリットがあります。
まず、足の裏と板材が密着しません。だから、冬足の裏が寒くない。夏や梅雨時期はベトベトして嫌な床面もサラッとしてて、素足でも快適です。むしろ素足で生活するのがもみの木の家スタイル♪。
床の凹凸で滑りません。これはしっかり床を掴んで歩けるって事、そのお陰で高齢者の膝への負担も減ります、入居後高齢者の方が1番感じる部分です、前の床と比べると格段に歩きやすくなったと。小さいお子さんが床で滑る様なことも減ります。ペットも滑らない床のお陰で慢性的な脱臼にもなりません。
もみの木は家の空気を浄化してくれます、その為少しでも多くの面積をもみの木で仕上げるって事がより良い空気環境の条件になります。浮造りは普通の平滑な表面より、同じ床幅でももみの木の表面積は広くなるんです。広くなれば当然空気を浄化してくれる面積も増えるって事です。
床は1番汚れる部分、日常的に清掃してても雑菌などは残り繁殖します。もみの木は調湿・殺菌・抗菌の効果があるので、床を自動的に清潔にしてくれるって事です。足元の汚れは歩くことにより常時空気中に汚れを巻き上げます、空気環境を考えると床にまずもみの木を使うべきですね。
梅雨時期などは足や靴下の跡が床についてますが、あれは足の裏の油です。その後に雑菌が繁殖する事になります。簡単な掃除ではあの汚れの根絶は難しいでしょう。