現場進捗状況 令和5年9月24日
9月はありがたい事に色々と工事のお話を頂いておりまして、個人的には忙しさのピークが今月かなと思っております。あと少し、ちょっと先が見えて来ております。まだまだ気の抜けるのは先になりそうですが。
K様邸順調に進んでおります。好天に恵まれ、屋根仕舞いまで終わったので一安心。外壁まで終われば雨の心配も無くなります、この先も天気が良さそうなので♪工事もはかどりそうです。
基礎工事も終わり、本格的に大工工事に入っております。弊社では剛床を標準仕様としております。ネダレス工法と呼ばれるものです。24ミリの合板を土台の上に設置する工法です。
水平構面の強度が上がり、横揺れや歪みなどに強くなります。地震や台風などの災害に強くなります。建て方前に敷きこむので、現場の安全性や施工性も上がります。合板の表面には雨よけや汚れ防止の為にフィルムを張っております。もみの木の床材を張る直前までフィルムは残して作業しております。
建て方の時にお天気の心配が無いって本当に助かります。構造計算されたイノスの家ではそんなに大きな梁が必要なところも少なく、意外でびっくりしました。構造計算すると梁のサイズが大きくなるものと思ってたので意外でした。
木材は住友林業さんのPFウッドを使用します。15%以下の含水率で強度確認を行い、9項目の目視検査割れ・反り・曲りなどををクリアした希少な木材を使っております。構造計算するだけでは安心とは言えません、計算の性能通りの木材でないと計算した意味がありません。
ご存じのように木材は自然からの産物です。同じ寸法の杉の柱でも強度が全然違います。RC造や鉄骨造で使用する、コンクリートに鉄筋、鉄骨等はJIS規格を持った工場での製品ですので、性能が安定してますが木材はそうもいきません。木材の強度を確認してあるPFウッドを使用することは、非常に重要な事なんですね。
イノスの家ではいくつか使用指定建材があり、ルーフィングのホームルーフαもその一つ。解体すると経年劣化で余り意味が無いくらい劣化したルーフィング材を良く見かけます。ルーフィングの劣化は雨漏りに直結します。ホームルーフαは強度・釘穴シール性・温度適応性に優れた建材となります。
見えない部分もしっかりとした製品を使用しております。勿論重ね巾や端部の納まりなど、写真記録に残します。
昨日無事に上棟式を終えました。お施主様に無事にお引渡し出来るよう、お祈りしました。今回の棟札ももみの木の棟札です。知ってからは外せない逸品です。