担当者によって出来は大違い!
住宅建設には実に様々な人が携わり出来上がっております。設計者・現場監督・各職人さん。設計者のレベルはもちろん、現場監督の目と責任感、職人さんの姿勢と腕で出来上がる住宅は同じ設計でも、仕上がりが違います。
金物の選別や取付位置が適正か、しっかりと取付られているかなどなど。お客様に渡す図面では、実際の家造りでは足りません。その為に施工図と言う物を準備するのですが、それを用意しない出来ないって現場監督も居ます。現場納まりって言ってますが、それだと駄目です。
何故なら施工図を書かないと現場にて問題が起きた場合、しっかりとした対応が出来るかどうかわかりません。それを無くすため、あらかじめ図面にて検討をしとくのです。その方が結局楽です、現場もはかどります。毎回施工図を書いてると、大体問題になりそうな部分はあらかじめ感じます。1度悩んでるので解決も早い。私の場合は設計時に対応しております。それでも施工図は書きます、職人さんが悩まずに工事出来るように。
家造りは職員さんの質で大きく変わります。施工図が有ったとしても、それが最善か?より良い方法があれば職人さんから提案してくれて更に良い家となるわけです。これは、技術の無い職人さんだと出来ません。深く考える事もせず、早く楽に終わらせることしか考えません、自分の為の家造りです。そんな方には仕事は頼みたくないですね。
工事金額の安さを基準に職人さんを選ぶとこのレベルの人が多くなります。当然責任感も希薄、普段からの職人さんとの人間関係も大事です。提案を一緒に考え、お客様はもちろん弊社の造る家をと思って作業してくれる環境づくりが大切になってきます。
さて、出会ってすぐにそんな事は見抜のは難しいですよね。その為、何度な会ってみて展示会場などに足を運ぶ。ここはって思った会社には、建てた家を見せてくださいってお願いするのがいいと思います。そこで渋る様な方は、以前建てたお客様との関係が良好じゃないのかも知れません。建ててから訪問してないなんて会社さんもありますから。
住んでるお客様との関係は未来の自分と同じです。建てた後の関係性に実際の家の出来上がりなども確認出来て一石二鳥です。実際住んでみてからの感想なども家造りには非常に参考になり、建設会社の人から聞くより抵抗なく聞けるそうです。