もみの木の内装材を使う訳②
先週の1月11日は弊社、葵住宅の創業日でした。朝いち今山さんにお参りに、多分厳密に考えると今山さんは氏神様ではない様な気がしてますが、お札も毎年頂き神棚に飾ってるし、私の七五三や厄払いは今山さんでお祓いして頂いたので・・・そろそろ御朱印も頂こうかな。
何かお昼に美味しい物をと以前の会社で工事を担当させて頂いた、中山邸晨翁蕎麦に。今年は健康管理にも気を付けて1年頑張ります。
さて、本題に戻ります。まず、もみの木を使う場合まずは床材です。マルサ工業さんの特許技術で出来る浮造りの床材を体感するとその他の床材との違いに驚きます。
浮造りによる効果を列記します。浮造りの為足の裏と床材の間に空気層が出来ます、そのお陰で冬場は他の床材に比べて寒くありません。冬場併用した現場では、私はもみの木の床材の上に立ちます、理由は寒くないからです。お客様に引き渡す前、暖房の無い部屋に立つことは仕事柄結構あるのですが、普通の床材だと本当に冷えます。心底冷えます、風邪引きそうなくらい。
もみの木の床材だと、冬ですから寒いですけど、心底風邪引きそうなくらいは冷たくないです。もみの木自体が足裏の体温で蓄熱してくれるし、浮造りのお陰で接地する表面積も少なくなるからです。実際座ってみると体温と同調し寒くありません。寒い冬場の冷たい廊下や台所など、考えると動くのが億劫になりがちですがもみの木なら普段の面倒くさい程度で済みます。
梅雨時期や夏場の場合、普通のフロアー材だと。靴下や足裏の湿気でべとべとしたり、足跡が付いたりと気になります。ベトベトな床は雑菌の素です、当然汚れも付着します。それが嫌で絨毯を敷いたりスリッパを履く訳ですが、絨毯の下は雑菌の温床に足は水虫に悩まされます。もみも木だと快適でさらさらの足ざわりです
値段以外で難色を示されるお客様に多いのが汚れや掃除の心配をされるお客様が非常に多いです。逆に採用して頂いたお客様には、汚れや掃除などはそれ程気にされていなかった様に思います。もみの木の家に住みたいと思ってご依頼頂けた様に思います。
確かに醤油やワインをこぼすと無垢材ですし、調湿性も優れた柾目材なので吸い込みやすいです。こぼしたら早めにふき取る事。ただ、気付かないうちに汚してしまったって事も当然あります。その場合は、濡れ雑巾などで浮かして取り、残った後はもみの木の成分が分解してくれるのか、そのうち薄れて無くなります。もちろん限界はありますが。お客様情報では赤ワインと醤油は消えるそうです、私も赤ワインは消えるの確認しました。うちの打ち合わせテーブルで。
掃除は繊維方向に平行に掃除機を掛けると効果的です、ダイソンのコードレスクリーナーなどは最適なのではないでしょうか。自宅に使用した感想ですが、静電気が起きないためなのか汚れが浮いている感じで、掃除機を掛けるとすぐに綺麗になります。あとはたま~に濡れ雑巾で拭くとさらに良いと思います。ずぼらな私は年2回は拭く様にしてます。
気付かれない方も多いのですが、床材によって膝に掛る負担は大分違います。展示会などで1日立ち尽くしてると一般的な床材だと本当に足が疲れて最後は立ってるのも辛くなります。もみの木の床を使った展示会は足に優しいのか立ちっぱなしでも疲れません。
健康な若い方だと気にならないかも知れません、高齢の方や身体の調子の悪い方にはこの違いは大きい様で歩くのが楽になった、以前より歩く様になったとお客様から聴く事は多いです。いつまでも自分の足で健康に歩く事、健康はもちろん長寿の秘訣にも繋がるのではないでしょうか。
浮造りの床材は他の床材に比べると滑りません。まれに繊維方向は滑る事もありますが、一応設計時に滑りにくい方向は考えております。滑らないメリットは人間はもちろんペットにとっても重要、滑りやすい床だと脱臼しているペットも多いそうです。
また、浮造りの床材は節もなく見た目もノンストレスでリラックス間違い無の美しさです。
色々、書いてはおりますが建材は何でもそうです、見てみるのが一番です。もみの木の内装材にご興味のある方は弊社までご一報ください、ぜひご自身で体感してみてください。