使用感
自宅の寝室をもみの木でリフォームして2ヵ月になります。そのうえでの感想とお客様からの感想を重ね合わせる日々を送っております。
もみの木を内装材として使う場合にはまずに床に使う事が大切です。汚れを気にされたり、掃除が大変そうと難色を示し使われない方もいらっしゃいます。今まで床に使用して頂けているお客様を思い返すと、ご採用頂く時に汚れや掃除の事は余り気にされずにご採用して頂けました。
この違いはなぜでしょう?わかりません。ただ、皆様もみの木を本当に好きになって使って頂けたお客様の様に思えます。もみの木の家でなければ特別当社に頼む必要は無いのではないでしょうか。
もみの木を使われない場合本当に残念です、何故でしょう。それは健康に暮らせる建材はもみの木と私が知ってしまったからです。健康に良くない材料でお客様の住宅を造ることに罪悪感も多少感じます。
もみの木の会の中にはもみの木の家以外は断る会社さんも沢山あるんです。建設業ではなかなか考えられない事です。大事にお客様には健康でいてもらいたいとの事なのかも知れません。
前書きが長くなりましたが私の寝室の感想です。もみの木の床は本当にさらさらで気持ちがいい。水虫が治ったとの話も納得、床が適度に乾燥し、浮造りで足の裏と床の表面に空気層が出来ます。
この空気層のお陰で冬は冷たくない。床面も滑らないので膝への負担も減ります。硬い床は足が疲れます、疲労は日々積み重ねです。若いうちは平気でも高齢になるとその違いは大きいものです。
化学物質で出来た複層フローリングなどは梅雨時期はべたべた、足の油が床に汚れを付着させ。衛生的にも良くなさそうです。床と足の裏が密着するので冬は寒いです。
もみの木の床材は絨毯などは引きません。絨毯はもともと日本には無い製品、高温多湿の日本には向かないものの様です。湿気が溜まりカビが生えます、菌の温床です。
菌やカビが増えると捕食するダニも集まります。その小さな死骸などが空気中に浮遊するのを普段の呼吸で吸い込むのは好ましくありませんね。特に寝室では無防備に呼吸します、困った事に吸い放題です。
私は昔から寝付きが悪くただ寝たら朝まで起きないタイプでした。ただ、最近は夜中目が覚める様になっておりました。その為か日中に疲労を覚える事も多々あり、歳を痛烈に感じておりました。
もみの木でリフォームしてからは寝付きも驚く程良くなり、当然朝まで目覚めません。それに伴い疲労感も無くなりました。短い時間でも熟睡出来てるので、本当に使って良かった。
目覚める原因は何となくわかります。もみの木は空気環境を良くすると言いますが、まさにそれで。人はデリケートに出来てます、睡眠中でもストレスを感じると目が覚めるそうです。
呼吸へのストレスが無くなり、目覚めずに熟睡出来るからこそ短時間でも疲労が抜けるのだと思います。
もみの木の内装材を使うって事が、お客様の健康のために家を造ってると胸を張って言える事になっております。
ここ数年マルサ工業さんの製品の模造品が出回ってるそうです。ちょっと安いそうです、でも自然乾燥では無いので調湿・抗菌・消臭などの効果は得られません。機械乾燥でもみの木の良質な成分が無くなっております。誰のための家造りをされてるんでしょうね・・・。