ドイツの家は暖かい。壁は厚いし、開口部の熱ロス対策もばっちり。壁が厚いって事は断熱性能が高いって事、壁内部の断熱材も良い物を使ってるのでしょう。窓も木製サッシ、ガラスも2重3重。サッシ自体が2重になってたりもする。省エネ住宅先進国って言われる理由を体感してきました。

今回のドイツは特に寒かったので前回よりも痛烈に感じました、日本も北海道などに行けば断熱性能の高い家は多いんですけどね。調査では冬季の室温は北海道より九州の方が低いって結果も出ています。

室温が暖かい家のメリットは沢山あります。冬季は室温を20度前後に保つことが推奨されてます、各室の温度差を少なくし。脱衣・浴室・トイレなどの気温は寝室などよりちょっと高めが理想です。

暖房器具で温めた空気をいかに下げないか、その為に断熱性能の向上は必須。電気代がいくら嵩んでも大丈夫って方はいらっしゃいませんよね。

室温が暖かいとまず風邪を引くリスクが減る、各室の温度差が無くなるとヒートショックの危険性も格段に減ります。室内で重ね着をしなくて良くなるので、身体に負荷を掛けません。重ね着は血行など考えると好ましくは無いんです。布団なども同じ、普通より薄手の毛布1枚足すくらいで過せます。

寝具・衣類も減らせるので経済的、当然収納のスペースも減り家をよりコンパクトにも出来ますね。衣類が減るって事は家事も減ります、乾きにくい厚手の衣類ともおさらば、ストレスフリーの生活が待っております。

あと、ドイツで痛感したことがあります。朝起きるのが億劫じゃないって事。寒い冬の朝、室内も寒いと布団から出るのがつらい・・・それが全くない、寝室はもちろんトイレや洗面所、廊下なども暖かい。着込んで室内に入ると暑いくらいなんです。暖かい室内は起床もスッキリなので時間の余裕も出来そうですね、豊かな暮らしってそういったことの積み重ねで改善出来るんです。

もみの木の家なら更に高断熱・高気密住宅にてしばしば問題になる結露も無くなるのでより快適ですよ。

大きい窓は熱ロスの元凶

 

 

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もみの木ハウス・みやざき 馬原 崇

馬原 崇

私が設計する時に理想とする住環境は、住まう家族みんながいつまでも健康で安全に楽しく過ごせる環境づくり。大切なお客様にはいつまでも幸せでいてほしいと心から思っております。

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