現場レポート イノスの家
今物件からはもみの木の家に加えてイノスの家に加入したので、造りや設備に大きな変化があります。
まず屋根はコロニアルを標準仕様に変えました。瓦などの重い屋根は構造計算をすると梁などの構造体を大きくする必要があり、コストアップに直結します。耐久性やメンテナンスに地震時の安全を考えると軽い屋根の方がおススメではあります。高くてもいいなら重い屋根の瓦でも構造計算は可能ですが。
雨漏りの原因となるルーフィング材は指定の建材で、施工状況もしっかりとマニュアル通り行い記録に残します。みんな初めてなので工事黒板とにらめっこ(笑)もちろん何時もちゃんとした業者さんを選定してお仕事頼んでます。
高気密高断熱の家は室内が常に負圧となります。その為エアコンの熱ロスを極力少なく、しっかりとした換気が効率的に行えます。常時負圧で重要になるのが気密性を上げる工事をしっかりと行うことです。これが出来てないと雨漏りの原因となるんです。防湿シートの張り方、気密テープ貼り方などに注意が必要です。
断熱材は吹付断熱を採用。基礎断熱で立上りにt75㎜以上、土間の折返しがt30以上で450㎜。壁はt75㎜以上屋根下はt160㎜以上で施工しております。これ凄く暖かい、最近の家は断熱性能が高く暖かいのは当たり前なんですが。工事している大工さんもびっくりするくらい朝晩暖かいそうです。光熱費の削減に直結します。電気料金はどんどん上がっておりますから、空調費の節約は家計にとって重要な事ですね。
上記の写真は何だか解りますか?。この断熱材の中に基礎と直結したホールダウン金物が埋まってます。金属は熱伝導率が高い為、熱ロスを起こしやすい部分熱橋(ヒートブリッジ)となります。外部に接する部分には断熱を施工ますが、内部にまで施工するのはなかなか思いつかない技術です。イノスの家に加入してこんな知識を沢山得られています。
上の写真は住友林業さんの廣田さんによる現場レベルチェックの状況です。私のストレートネックはなかなか治らない・・・でも廣田さんの技術指導はわかりやすく改善ポイントを的確に教えてくれます。5年くらい前に鹿児島で見学させて頂いたのですが、なかなかの衝撃でした。
家造りの先端技術は勿論の事、善意の瑕疵として問題になりそうなポイントを教えてくれたり。現場の安全監理の点でも様々なお話を聞けました。初めてだったので非常に緊張してレベルチェックを受けました、加入しなければこんな知識を得ることは出来ないと思います。大工さんや電気屋さんにも一緒に受けて頂いたのですが、勉強になったと前向きな言葉を頂けたのでそこも嬉しかったですね。
最初のレベルチェックって事もあり、若干多めに見てくれてた感もありますが品質管理は全国平均以上一般・安全管理は若干及ばずの評価でした。次回は今回指摘して頂いたことを最初から出来てる様にしたいと思っております。
今回から初めて挑んでいる訳ですが、ハウスメーカー品質は確かに大変な部分もありますが。早々簡単に得られる知識ではありません。今までも家造りを疎かにしたことは有りませんが、先人が言ってたイノスグループに入ると家造りの技術が格段に上がるって事を日々実感しております。
お客様にとってより良い家造りに終わりは有りませんね。
※Y様邸完成見学会の募集を開始しました。
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もみの木の家は体感することが始まりです。