もみの木の床は足腰に優しい!
立ち仕事は疲れるとよく言われます。美容師さんや販売員さん工場勤務の方など、例にもれず私も20代の現場監督時代は、朝8時の朝礼から夕方6時くらいまで現場を歩き回っておりました。とにかく足が疲れます、硬く重い安全靴でコンクリートの上を歩き回るので疲れるはずです。若い頃は体力で乗り越えておりますが、身体にダメージは蓄積されていきます。歩く床面の仕上げで足の疲れって本当に違うんですよ、仕上がり前のフローリングなどは全然疲れませんでした。コンクリートの上や鉄筋の上を歩くのは本当にきつかった。
30代になると新規事業の住宅部門の展示会などの機会が増えたのですが、その頃は現場監督よりもデスクワークが多くなっておりました。身体って動いてないと本当になまるものですね。完成見学会で朝から立ってると、夕方には立ってられないって思うほどの疲労感を覚えました。現場監督時代は住宅の床より硬いところで立ってても平気だったのに。
そんな時にある事に気付きます。もみの木の家は夕方でも足が疲れてないって事に。その頃は、複合フローリングを採用した家やもみの木と併用している家も多かったんです。併用している家の時は極力もみの木の上で待機しておりました。足が疲れないし、冷たくもないんで。杉の床材の家は疲れました、建築業は職業柄足裏で色々な物を感じ取れます。床の傾きや表面の凹凸など。
もみの木は本来は柔らかい部類の木になります。それを浮造りで硬い部分のみ残す加工で、傷がつきにくくしております。コレです。歩いてても滑らないので膝への負担が激減する訳です、だから足が疲れない。一般的な床材はつるつるしております、だから足裏のグリップが効かずに膝に疲労がたまる訳です。若いうちはいいかも知れませんが、高齢者にはこの違いは大きいんです。
硬い床がいいって要望の方も居ますが、間違ってます。家族の足を破壊するご要望です。キッチンの床はタイル、立ち仕事の場所に硬く冷たい床材・・・なんて声を掛けたらいいか思いつきません・・・最悪です。
足は第二の心臓とも呼ばれます。健康的に安心して歩けることがどんなに家族の健康に繋がるか、浮造りは軽い足ツボマッサージの効果もあるんです。また、人にいいだけでなくペットにも滑らない床材は優しいんです。家で飼ってるペットは慢性的な脱臼になってる事が多いそうです。硬い床材は身体に良くない、でも傷が付きやすいのは・・・もみの木の床材はそんな意味でもおススメです。
葵住宅は、家族の健康を守る注文住宅建築のお手伝いをいたします。
宮崎県延岡市を拠点にしています。