住宅の照明
私は暗い部屋は好きではありません、だからしっかりと明るくなる様な照明計画が前提です。暗い部屋は暗くて見えない、目もきっと悪くなる、足をぶつけるなどなど生活していて不便ではないでしょうか?。
電球も暖かみのある落ち着いた電球色で揃えてます、電球色だと若干新聞の文字が読みにくいって方もいらっしゃるのでリビングには調光調色付きの照明を採用したりもします。朝はしっかりと目覚める蛍光色で夜のくつろぎの時間には電球色って感じで。照明器具は余り目立って欲しくないので華美な照明器具はほぼ採用しません、極力目立たない位置で明るさも十分ってなかなか悩むところですが。ただ、意外照明の悩みは尽きませんが嫌いでもない。
玄関や廊下は程よい明るさで器具の存在感を極力抑え、リビングはその時々・家庭に合った器具を選定する。キッチンカウンターの照明はブラケット灯が多いので、唯一ちょっと色づいた器具を採用する。浴室・脱衣室は明るめに、トイレは程よい明るさ、就寝時の使用の際に余り覚醒しない様にと考えております。
寝室は電球色を採用し、ベッド灯をお客様の好みによって提案したりもします。寝室の照明は100%リモコン付き、楽です。デスク灯は作業内容により変わりますが、背後からの照明で手元が暗くならない様にとかPCに照明が写り込みまぶしくならない様になどなど、最も頭を悩まさせられるところかも知れません。
外灯はセンサー付きと無しを使い分けています、ポーチ灯などはセンサー等を採用。外灯は場所によりけりですね。車が通る度に点灯するってのも考えものです、防犯と通行人にはいいところも有るんですけどね。良い照明計画は暮らしを豊かにしてくれます、悪い場合は様々なリスクの原因ともなり得ます。
TOPの画像は飛行機から見たヨーロッパの夜景です。華美な照明も少なく中世の建物の照明は暗い感じはしますが、夢の様な心地よい明るさでした。矛盾しますが私の理想です。