F☆☆☆☆で安心してていいのか
フォースターと読みます。建材から発散されるホルムアルデヒドが最も少ないランクの商品って事です。
F☆☆☆☆の建材を選んで健康に配慮した家造りをしてますって売り文句で記載してるのをよく見かけます、が私が建築業界に入って20年くらい。F☆☆☆(スリースター)って商品は1度しか見たことがあった様な気がするくらい。つまり、F☆☆☆☆って当たり前なんです。
合板・接着剤・ビニルクロスなどどの製品にもF☆☆☆☆の表示が付いてます。
ホルムアルデはシックハウスの原因として広く有名になりましたが、知らない方も多いはず。せっかく建てた新築で化学物質アレルギーで住めないなんて実話もあります。
F☆☆☆☆は揮発量が最も少ないってのは確かですが、0ではないんです。また気温によっても揮発量は変わります。25℃以上になると揮発量が飛躍的に増えます、その気温だと国の基準は満たせないでしょう。検査基準の気温は19℃だそうです。
ホルムアルデヒドの揮発量を実際に検査した事があるのですが、冬に検査すると問題ない部屋でも、夏だと検査に引っ掛かってました。F☆☆☆☆しか使ってないのにって当時は結構な問題でしたが、もみの木の家と出会え家造りを始めてその理由がわかりました。
ちなみに無垢材や自然塗料にはホルムアルデヒドが含まれて無いので、規制の対象外、検査も必要ありません。
化学物質0のもみの木と和紙で家造りを提案してる理由のひとつです。