偽りのもみの木
『もみの木内装材の偽物が出まわってる。』数年前より度々聞いておりました。また、あらたな偽物が発覚したそうです。建てて偽物と知ったらどんなに不幸なことでしょ。私の率直な感想は偽物なんかよく使う気になるなって事。
手口はマルサ工業さんの製品ですとか、製品は同じものですとの説明だそうで・・・一般の方だとなかなか気付にくく、家を建てる事はある程度の信頼関係が必要です、まさかそこで偽物を使われるなんて思いもしないのでしょう。お客様への裏切りですよね、だからよく使う気になるなってなります。
偽物と言っても、もみの木ではあるんです。ただ、マルサ工業さんが製造してる天日干しではなく、機械乾燥されたもみの木の内装材です。機械乾燥に入れると細胞膜が破れるほど乾燥します。細胞膜が破れると木の成分も出てしまい、フィトンチッドは無くなる、消臭・抗菌・殺菌などの効果は無くなります。
つまりこのホームページにて説明している様な効果は全くなくなります、ちょっと安いらしいですが私は使いたくも無い当然だけど。
マルサ工業さんの製品は何時、どこの建設会社でどこのお客様に提供したとしっかり管理されています。年に数回マルサ工業さんに問い合わせが来るそうで、リストにないもみの木を使って建てたって人から。そこで発覚するんです、うちに使ってるもみの木は偽造品だって。怖い話です。
正直関わりたくもない話ではあるのですが、もみの木を大事にして、推奨してる弊社としては、模倣品の根絶は携わって参ります。もみの木を使うのは自由ですが、有りもしない効能を有るように説明しての営業は詐欺。
一生で一度の高価な買い物、そんな悲しい思いをする方がいなくなることを切に願います。
もみの木の家に興味のある方はお近くの健康な住まい造りの会・会員さんの会社にご連絡ください。日本各地にお客様の為を思い、もみの木の家を造ってる建設会社さんがありますから。