ドイツ研修④ 3日目
3日目の朝は前日の失敗を繰り返さない様、携帯の電池も満タンにしマナーモードにもなってないことを確認して就寝。私にしては珍しい事ですが、2次会にも参加せず体力温存、疲れが出てきてたのかも。
毎年恒例らしいのですが、街の風景を眺めながらの朝散歩に出かけます。結構朝早いので外は当然暗いのですが歩いてると徐々に明るくなってきます。やっぱりドイツの方は朝早くから出勤・通学と朝早起きの様です。
ウルムには建物はもちろん彫刻など見応えのある街です。街には2つの世界一があるそうで、前述した世界一高い教会棟と世界一傾いた家。綺麗な建物を眺めながらの朝散歩は気持ちが良く、どこを観ても楽しい。建物は当然ですが街の街頭や朝市に並べられてる食料。
どうやら傾いた家に到着したらしい、思ってた以上に傾いて無い。仕事柄傾きを見る目は肥えてると若干の自負はございますが、まあ傾いてるねって程度。こんなものかって思ってたら先程のは違う様で若干恥ずかしい、ちょっと歩くと世界一傾いた家に到着。
見るからに傾いてる、地盤沈下とかじゃなく建ててる途中から傾いてたなってレベル。もともとは船乗りさん達が利用していた建物で現在はホテルとなってるそうです。ちょっと泊まってみたい、中にも入ってみたいがまた縁があれば観れるでしょう。
川沿いを散歩しながら建物を眺めてると古い建物をリフォームした建物にも出会えます。昨今日本でもリノベーションが流行ってますが次元が違う。個人的にはリノベーションがあまり好きでは無いってのもありますが、なかなかの衝撃ですリノベ嫌いな私でもアリです。
2日目は美味しい朝食もしっかり摂れ朝散歩も満喫、今日はどんなところに連れて行って貰えるのかわくわくします。ウルムを出て次の街はギーンゲンへ。実に綺麗な町並みです、イマイチ目的がわからず何だここはと思ってると。どうやら博物館らしい、回転扉を通り中に入るとぬいぐるみが展示してあります。
日本でも有名なテディベアの産まれた街だそうで、建物はシュタイフ博物館。テディベアが誕生した物語などを体感しながら楽しめる施設の様です。裁縫が好きな女性が子供用にと造り始めたのきっかけだそうで、裁縫の好きな母にはここでお土産を買おう、マザコン発症です。
物語はかわいいけど入り口でちらっと聞いた、最初造った針指しのぬいぐるみは結構なお値段かわいくない😅。館内ではぬいぐるみの展示やシュタイフの歴史、実際に作ってるところも見れ、小さい子供を連れて来たら夢のような空間です。
お土産と昼食を頂き次の目的地はニュルンベルク。私は基本的にバスに乗ってる時などは寝ません、意外に繊細で寝れないんです。当然今回ニュルンベルクまでもドイツの景色に釘付けです。眺めてるだけで楽しい幸せ。
ニュルンベルクは神聖ローマ帝国の歴代皇帝たちが暮らした居城だそうで頑丈な城壁で街が囲われています。旧市街地って表現もいい。田舎の風景の方が好きだなって思ってましたが中世の石造りの建物はまた別物で見て楽しい。
夕食を食べにニュルンベルク場内へ。城壁を通過するのもなかなか出来ない貴重な体験です。ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界3大クリスマスマーケットに数えられるそうで、世界一有名で最も美しいと言われてるそうです。
本当にびっくりするくらい大きいクリスマスマーケットで誰が買うんだってくらい雑貨などが並んでおります。ドイツ人は毎晩クリスマスマーケットを楽しむ為に朝早く仕事してるのかって思うほどの賑わいです。本当にクリスマスマーケットは楽しい!。
観光後夕食のはずが急遽夕食を食べることに、なかなか入ることのできない有名店だそうで焼きソーセージが名物の『ブラートヴルストホイスレ』小さくてビールとの相性も当然抜群です。メニューに載ってないタンの塩茹でも絶品でした。
美味しい食事の後は毎晩恒例のクリスマスマーケット見学。念願のもみの木の置物を購入出来ました、しかも心優しい一般の女性客が値切ってくれました♪ドイツ人最高。
クリスマスマーケットは地元の知人からも聞いてたけど本当に楽しい。ドイツの方々皆さん体格がいい、体格のいい私も普通。童心に帰って楽しめます。金額も手頃なのでついつい財布の紐も緩んでしまいます。
中世の建物に囲まれ、夜景も綺麗です。夢の中にいる様な体験でした。クリスマスマーケット堪能後ホテルにて一杯、皆様シュナップス呑んでます。私は一人白ワイン、ドイツの白ワインは美味しいです。