この言葉は私が住宅に携わり始めた、20年前から良く耳にしておりました。不思議と建ててる方からすると少ないって感覚は無く、そう思えば確かに昔の家は掃き出し窓も多く、開口部が広い。視点のズレですね。

その当時は圧倒的に知識も少なく、図面通り建てるので精一杯・・・あれから20年、今の私の家造りはさらに開口部が減って来ております。

大開口を計画して外の眺望を眺める設計、本当にそれでいいのでしょうか?。窓の前にプライバシーの確保された綺麗な景色が広がっていれば、設計者も眺望を取り入れたプランを提案することでしょう。しかし、住宅地では視界の先に有るのは、道路だったり隣の家だったりが現実です。そのため1日中カーテンを閉めてないと過ごせなかったりします。そこに余り考えてないサッシを配置するのは考えものです。

同じ広さの施工価格は、壁を張るより窓を設置する方が費用は掛かります。空調負荷の差は暖房時期は4倍、冷房機は10倍窓の方が大きい、工事費は高く電気代を消耗するって事です。

省エネ住宅を建てる際に、外皮計算を行います。外壁に占める開口率を抑えて、熱の損失を抑えることで省エネ性能の向上します。電気代を気にしないので有れば、大開口を付けたいと希望すれば設計者は対応してくれると思います。工事代金も上がりますので、余計に儲けられれば悪い気はしません。

窓が少ないと室内が暗いのではないか?。窓が多ければ明るいとは一概に言えません、昔の家の中廊下なんて結構暗いですよね。もみの木の床材、実は結構明るいんです。古い家の廊下にリフォームでもみの木の床材を施工すると見違えるくらい明るくなります。

矛盾しますが私は窓が少ない家が好きな訳ではありません。外の眺望が眺められる開放的な大開口、大好きです。ただこれから住まわれるお客様にはデメリットの方が多いと思い、提案しておりません。寝室は、採光をクリアし眺望を望める計画なら少し大きめに。トイレや浴室は無採光、照明と換気扇に頼り、掃除も楽になります。

唯一リビングは解放感を出したいので、掃き出し窓か広めの腰窓を計画。圧迫感なく省エネで維持・管理も楽。防犯性能も考慮して、コストを抑える。何故その窓がそこに必要なのか、設計者は当然考えております。是非その理由を尋ねてみてください。

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もみの木ハウス・みやざき 馬原 崇

馬原 崇

私が設計する時に理想とする住環境は、住まう家族みんながいつまでも健康で安全に楽しく過ごせる環境づくり。大切なお客様にはいつまでも幸せでいてほしいと心から思っております。

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