ドイツ視察 2日目
丸2日寝てない1日目の夜は朝までぐっすりが通常ですが、今回は2時間程度で目覚めます。目覚めるどころか、1時間しか寝てないのに寝ぼけててよく寝たと思い着替えてロビーまで出てまだ深夜の1時と気付く・・・やったまだ寝れる♪眠りは質ですね。
ドイツ視察は毎日結構歩きます、日本での1週間分以上の歩数を毎日歩いてる感じ。だからから凄くお腹が減ります、朝ごはんが待ち遠しい。日本ではそんな感覚はもうずいぶん感じません、ドイツの朝食はなかなか豪勢♪特にシュバルツバルトのホテルの朝食は素晴らしいものがあります。
今日の午前中は製材所見学・・・ってことはアレのプレゼントが待ってる・・・朝食軽めにするか?否。後先考えて前日失敗してるのでここは美味しいドイツの朝食を満喫。ひまわりの種や色んな種が表面についてるパンが私的に1番好きなパンです。
睡眠もばっちり、お腹もいっぱい。バスに乗り込みいざ製材所へ。景色に見とれながらあっという間に3年ぶりのエヒテレさん。情報は入ってましたがこの3年間で製材機械のレイアウトが激変してるらしい、外から見ただけでわかります。
どれをどう押せばいいか分からないくらいボタンのあるコックピット。以前は木製だった通路も、しっかりした金属製の通路。日本では製材所に行ったこと無い私は、正直日本の最新の製材所はどんなものか分かりませんが、多分こんなに凄いところはなかなか無いと思います。
廃材の樹皮を使ったバイオマス発電所が併設してあり、生じた熱を自社で暖房に使い。地域の給湯としても使用してます。さすが省エネ先進国のコージェネレーションシステムは無駄が有りません。見学も3回目ともなると、廃材をフィンガージョイントで合板に再利用なども見てて理解できる様になります。
マルサ工業さん用の製材も当然のことですがありました。これが遠く日本まで運ばれて、私の手元に届くと思うとなかなか感慨深いものがあります。
次は本社の会議室にて質問コーナー。今回もプレッツェルを用意してくれてます、お腹はさすがに減ってませんがなんだかんだ美味しく頂きます。3年ぶりって事で質問も殺到。
ドイツ全体の木材のうちもみの木は3%程度、バーデン=ヴュルテンベルク州で10%、特にシュバルツバルトは3~4割がもみの木との事でした。これが黒い森の由来のひとつかも知れません。かなり歴史のある製材所と思ってましたがそうでもなく。もともとは林業と農業の兼業で林業に専念したのが40年くらい前らしく、この期間でこんな製材所を運営するって1経営者としてその辺も学びたいものです。
電力の値上がり、雨不足による害虫問題など。なかなかな問題に見舞われながらも着実に前進する姿勢は、もっと大事にもみの木を使おうと再確認出来ました。
製材所の見学も終わり、お次は3年ぶりグランドファーザー樅に会いに行きます♪2023の年賀状は決まりだ♪
バスから綺麗な景色を見ながらの移動は楽しい。アレ、運転手道間違ってね?絶対間違ってるしれっと来た道戻ってる。しかもかなり行ってから間違いに気づいたっぽい、綺麗な景色なんだけどお腹も減って来た。この後の旅程がかなり狂うはず・・・お腹空いた。
だいぶ遅れて昼食のレストラン到着♪寒い・・・今年のドイツ寒い、さっき雪が舞ってた。今年の初雪はドイツ♪・・・とりあえずお腹空いた。今回はペコペコなんでシュニツェル、スパイシーなメキシカンソース。ビールにお肉に海外研修、控えめに言っても最高です♪
外に出て気付きます。あ、この街好きだ。グーグールマップではよく見かけた地名、フロイデンシュタット。標高も高く田舎だけど、素敵な町並み。もうちょっとゆっくりしたい・・・後ろ髪を引かれる思いでおじいちゃん樅に逢いに行きます。
3年ぶりの森、変わらず綺麗な景色に綺麗な空気。もう住みたいくらい魅力的な場所だらけで悩ましい森です。目的地に向かって遊歩道を散策・・・アレ?山田さんが何かにもたれてこちらを見てる・・・?柵が出来てる💧どうすんだ俺の年賀状💦柵を無視して近づく・・・無理だ総すかんくらう😢柵の廻りをぐるっと1周。じいちゃん駄目なら父ちゃんだ。もう1本あるんです近くに巨木樅が、お父さん樅と呼んでるけどそんな名称は本当かどうか?。もうそんな些細な疑問はどうでもいい、父ちゃんしかない。各自各々、森を堪能して帰路へ。
次は宿泊地ゲンゲンバッハ。3年ぶりのクリスマスマーケット♪目玉イベントしかない。
だいぶ遅れてゲンゲンバッハ到着♪門をくぐって街中へ。人が多い様な?進ごとに気付く間違いないかなりの人出だ。ノーマスクの人込み、もう2日で気にならなくなります。クリスマスマーケットに見とれてて、一瞬迷子に(笑)45歳異国の迷子😿。すぐに解決、もう横がホテルでした。
今日もなかなか素敵なホテル。ホテルも堪能したいがいざクリスマスマーケットへ、もうタイムリミットは近い。気付けば小山さん今村さんと3人、ふたりとも初ドイツ・・・お兄さんが面倒を見てあげるか(笑)二人とも目がらんらんと輝いてる、お兄さんにもそんな時期があったな。
まずはグリューワインで洗礼を、冷えた身体に香辛料の効いたホットワイン・・・熱い酸っぱい熱すぎる、猫舌の私には熱すぎる・・・そもそも味も正直微妙。にしても値段上がったな、円安に物価高を痛感します。
最初はあちこちお店を見ながら楽しんでましたが、1回緩んだビギナーふたりの財布の紐は緩みっぱなし。行く店行く店、何か買ってます。お兄さんはまだまだ先があるからって事で、余裕たっぷりユニセフの店舗でよくわからない物だけ購入&募金。ふたりはお金無くなるぞ、バック入るのか?ってくらい何か買ってます。
集合時間が近づいたので夕食会場へ。なかなかスペース狭い・・・日本人は小さいってイメージなんでしょうか?ちょっと狭いよねって感じる時もあります。団体だからしようがないのかな、ただ不思議と食べて呑んでるとそれも気にならなくなるから不思議。楽しいメンツならではですね。
今回は牛頬肉の煮込みステーキ、期待を裏切らない量。美味しんだけどね・・・付け合わせのマッシュポテトも大盤振る舞い美味です。前回もでしたがゲンゲンバッハのレストランは料理が出て来るまでの時間が長い、今回も1時間半くらい掛かって料理が出て来ました。日本ならもう帰ってます、でも不思議とイライラせずに待てるんです。楽しい時間は心も穏やかです。
写真を撮りながらホテルへ、中世旧市街の趣きを残す町並みに身を置くと異世界過ぎてずっと観てたい感情に囚われます。素晴らしいホテルに戻り、シャワーを済ませくらくらしながらぼちぼち荷物の整理整頓。今日も気絶。