ドイツ研修2日目

もみの木の家で生活していると、出張先のホテルではなかなか満足する睡眠が取れません。
しかしこの時ばかりは、意外とよく眠れます。
……さすがに 2日寝ていませんからね💦
ドイツ研修中は、日頃の倍以上歩くことも多く、毎日10km以上歩くことも珍しくありません。
そのため、朝食がいつも以上に楽しみになります。
シュバルツバルト周辺のホテルの朝食は特に素晴らしく、もみの木のチップで燻製された名物ハムが並びます。
シンプルですがドイツパンもとても美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。

本日最初の研修地は、もみの木専門の製材所 「エヒテレ」。
毎回見学させていただいていますが、訪れるたびに工場の規模が大きくなっている気がします。
積み上げられている樅の木の量も年々増えているように感じます。
「勉強になります」と軽く言えるようなレベルではなく、
次元の違いを感じる工場です。

工場内はいつもとても綺麗に整備されています。
真冬でもTシャツで作業できるほどの労働環境。
自前のコージェネレーション施設などもさらに改良されており、
働く人を大切にしながら生産性を上げる仕組みが整えられています。
そして何より、経営者の方がとても明るく前向きです。
もみの木の製材工程はもちろんですが、
経営者としての姿勢も学ばせていただきました。

工場周辺の景色は何度も見ていますが、
やはり ドイツの田舎の風景 はとても魅力的です。
私はこの風景が大好きです。

昼食は フロイデンシュタット。
山の中にあるこの街も、私の好きな場所のひとつです。
いつか泊まってゆっくり散策してみたいと思っています。

ドイツのことはほぼ大絶賛していますが、
実はあまり好きではない料理もあります(笑)
そのひとつが シュペッツレ。
付け合わせ料理なのですが、料理が出てきて
「うわー、入ってる…」という感じです。
久しぶりに食べて再確認しました。
これは私の人生には必要ない(笑)
しかも付け合わせとは思えない量が盛られており、
想像通りの素朴なパスタでした。
午後からは、ドイツで最古といわれる
「おじいちゃん樅」 に再会するイベントです。
澄み渡ったシュバルツバルトの森の道を、会の皆さんと歩きます。
この場所は、ドイツ研修に来たことを一番実感する場所かもしれません。
5回も来ればもういいかなと思いそうですが、
なぜかそうは思わないのが不思議です。

ドイツ研修に行った年の年賀状には、
毎回この場所で撮った写真を使っています。
「また樅の木の家を建てて、この場所に戻ってきます」
そんな思いを胸に、
名残惜しい気持ちで森を眺めながらバスへ戻りました。

今回は久しぶりに ミュンヘン方面 まで行くとのことで、
例年よりも移動範囲が広い研修です。
この後は、今晩の宿泊地 フュッセン を目指します。
しかしこの頃、体調が最悪に…。
寒さと長距離移動の疲れのせいか、咳が止まりません。
熱や喉の痛みはないのですが、
今回の研修で一番体調が悪かったのがこの時間でした。
長いバス移動の末、20時近くに目的地へ到着。

宮崎ではなかなか見ることのない 雪景色。
当然ながら寒く、しかも滑るので、さらに体力を削られます(笑)
到着が遅れたため、急いで夕食会場へ。
ドイツのお店は内装もとても個性的で、
地元の歴史ある食堂がしっかり残っています。
ドイツでは地域のお店が地域に根付いており、
価格だけを優先するのではなく、
個性的な意匠を楽しめる空間が多いと感じます。
異文化に触れると、考えさせられることも多いですね。

二次会のお誘いもありましたが、
今日は体力温存を優先することにしました。
会の皆さんとの二次会は楽しいんですけどね。
シュバルツバルトの森で育った樅の木が、
日本では家の中で人の暮らしを支えます。
そのことを改めて感じた1日でした。
















