もみの木の効果を結露・抗菌実験で実証

もみの木の室内に生まれる空気環境が、中で暮らす私たちにどのような影響があるのかを、果物を使って実際に実験してみました。

実験開始時

もみの木 実験開始時

  • 左:ベニヤフロア(ウレタン塗装)
  • 中:もみの木床板 (植物塗装)
  • 右:ナラ無垢材 (ウレタン塗装)

まず、異なる材料の箱に果物を入れてラップし高気密状態を作りました。

45日経過時 (ラップ開封前)

もみの木 45日経過時 (ラップ開封前)

密閉された空間内で、果物から発生した水分で結露が見られました。

45日経過時 (ラップ開封後)

もみの木 45日経過時 (ラップ開封後)

ラップを開封すると中にある果物にカビが発生していました。もみの木の箱に入れた果物は食べることができました。

もみの木の結露・抗菌実験の結論

同じ容器でも、容器を形づくる素材を変えることで、容器の中では明らかな変化が起こりました。

このことを住まいに置き換えて考えると、いくら優れた建物でも使用する内装材によって室内の環境に違いが出るということではないしょうか。