当たり前ですが帰る日が着々と近づいてきます、少しづつ寂しくなります。

毎朝恒例の朝散歩。まだ薄暗い中の建物見学散歩、寒さも忘れて写真をパシャリパシャリ♪ドイツの建物は見てて飽きません♪。美味しい朝ごはんを頂きホテルを出発、今日の目的地はミュンヘン♪。

今までの中で一番大きな街。人口は150万人くらいドイツで3番目の人口、南ドイツ最大の街です。昔からよく耳にする地名で行く前からわくわく。どうやら市内観光とドイツ博物館見学と別れるらしい・・・知らなかった。迷わず市内観光♪・・・まさかの希望者私ひとり・・・ドイツ博物館の話題で盛り上がってます、やってしまったのかも。

アウグスブルクからミュンヘンは近いので午前中に市内観光も出来るらしい、午前中は市内観光で午後からはドイツ博物館って事になり♪どちらも楽しめる事に♪。

バスの窓から見える建物が石造りの魅力的な建物ばかり、巨大な尖塔もあちこちにあります。凱旋門や古そうな鉄扉、やばいぞミュンヘンベンチに座ってるだけでも楽しそうだ。

バスから降りてランチ予定のお店の前で解散、まだ3時間くらいある♪。たっぷり見れそうだ。まずはマリエン広場へさすが大都会、朝からクリスマスマーケットが観光客相手に開いております。マーケットに後ろ髪惹かれるけどいざ市内観光へ。

バイエルン国立歌劇場の前にはマクシミリアン1世の像が中央に鎮座する、マックス・ヨーゼフ広場。オデオン広場ではフェルトヘルンハレと名勝が目白押し。次は私希望のレジデンツ♪。中も観れるらしいが3時間くらいはかかるって事で次へ。結構方向音痴な私ですが、ドイツ経験豊かな同行者のお陰で安心して観光に専念。皆さんが行き先を決めてる間にホーフガルテンを見て癒しタイム。

ルートヴィヒ通りを北上します。州政府や政府機関、裁判所などの建物も当然歴史のある石造り。バイエルン州立図書館・ルートヴィヒマクシミリアン大学・勝利の門などなど、興奮で感覚がマヒ状態。人目も気にせずきょろきょろ・・・これは最初からですが。何故こんなに楽しいんだろうってくらい楽しい。学生時代、欧州建築史の教材で眺めてて建物を身近に見れる至福の時間でした。やっぱり建築は夢がある。

同行者のお陰で定時に皆さんと合流。合流してからも周りの建物に目はくぎ付け・・・ミュンヘンは大戦で壊滅してますからね、それをこんなに復興させるって計り知れない。恐るべしゲルマン魂・・・大和魂も負けてはおれません。

歩いてお腹も減った、建物に目を奪われても食欲は失われません。ミュンヘン名物の白ソーセージを頂きます、ハニーマスタードを添えて。個人的にはハニーマスタードは別にいいかなってくらい。こちらもドイツ名物のプレッツェルは焼き立てホカホカ、ドイツのパンは本当に美味しい。お昼からビールも頂きました・・・ドイツを学ぶ研修なので。

お昼からはドイツ博物館。言うまでも無く建物は魅力的。色んなものを展示してあります、天文学・船舶・時計・算術・飛行機などなど盛りだくさん。ドイツ以外の品物もありました、天体や数学なんて難しすぎて何を見てんだこれって感じ。時計の陳列ではアンティークの腕時計に、シュバルツバルト発祥のカッコウ時計。世界のそろばん使い方もわからない縦型のそろばん、日本のそろばんも展示してあり、形は日本のが一番の出来。測量器具の発展は最新の光波計から昔の測量機械まで。本当に何でも展示してあるって噂にたぐわない博物館です。屋上からはミュンヘンの街が360度眺められる、時間を忘れます。濡れたベンチに腰掛け、ズボンがべっちょり・・・(;´Д`)乾かしながら見学してました。

ホテルから夕食会場のビアホールまでは徒歩班と地下鉄班に別れて向かうとの事、建物見たいから歩きます。日本だったら絶対に歩かない。

大都市ミュンヘン、結構な人込み。地下街や建物、お店のディスプレイと4日目でも全く見飽きない。私がカッコウ時計が欲しいって言ってたのを気遣ってくれて、カッコウ時計専門店に入ってくれます。内心その時買う気は無かったんですけどね_(._.)_、所持金も微妙、諸事情でカードも使えない・・・何よりバックぱんぱん。でも、買うのは間違いないので参考にはなりました。鳴き声に種類がある、これは聞いて買った方が間違いない・・・これから四六時中鳴き始めるので。買うなら昔ながらの手巻き式がいい、下がってるスプルースぼっくりの質感が手巻きが断然いいから。

楽しいけどへとへと・・・石畳は足にきます。ようやく夕食会場に到着、世界一有名なビアホール『ホフブロイハウス』

どうでもいいけど座りたい、室内は酔っ払いで大渋滞、うるさい・・・マルサ工業の社長さん曰く、この雰囲気をみんなに味わって欲しかったと横で力説・・・こんな事言うのは珍しい。結構社長ってジャンクフードとか好きだしな~って思いながらスマホの万歩計見ると19.2K足も痛くなるわけだ。

ホフブロイは人気過ぎて席の予約もままならないビアホール、先発隊の地下鉄班は夕食会場の席確保って使命もあったそうです。私が到着した時は席を頂けるか頂けないかって瀬戸際だった様子、通訳の永井さんは半べそ状態で頼んでくれてる。フェミニストな私は、女性にそんなに辛い思いしてまで呑まなくてもって感じ・・・ただ、座りたい。

周囲のドイツ人に罵倒されながらもテーブルを死守した通訳の永井さん、わき腹に名誉の負傷を負ったタンネぼっくり藤田さんのお陰で何とか座る。言葉のわからないじっさまに怒られても、何を言ってるのかわからないので腹も立たない・・・いい事は言ってないんだろうけど、とりあえず座りたい。

席も無事確保。ビールが運ばれてきます、ジョッキがデカい重い・・・プレッツェルもバカデカい。

酔うにつれてホールの喧騒が心地よくなるから不思議、生演奏も心地よい。最初はあんなに煩かったのに、楽しい♪。今回の研修会では間違いなく一番盛り上り、今回の研修、最後のディナーです。前言、陳謝して訂正。来て良かった、また行きたい。4杯飲み干し、この日だけは飲み過ぎましたね。

 

楽しいディナーもお開き、8時30分過ぎ。ミュンヘンのクリスマスマーケットを楽しみます・・・残り時間30分(-_-;)。わき目も振らずに雑貨を買う。クリスマスマーケットは定時になるとぴしゃりと閉めます、ミュンヘンは9時(-_-;)。悪あがきの様に買いあさります、そして9時には・・・もう少し見たかった・・・また、来る日まで。

マルクト広場の樅の木の下で再集合、建築士って方向音痴は少ないと思います。私は異例。帰りも徒歩班と地下鉄班に別れるとの事、ドイツの地下鉄にも乗ってみたい19.2Kも歩いたしって事で帰りは地下鉄。

明日は最終日、雑貨やお土産等を丁寧にパッキングして(-_-)zzz

 

 

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もみの木ハウス・みやざき 馬原 崇

馬原 崇

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