もみの木しか使わないわけ
お客様からもみの木の他には床の材料ないんですか?と聞かれる事もしばしば、当然他に床材が他に無いなんてわけは無い・・・ただ私がもみの木以外使いたくないんですと答えることになります。何なんだコイツって思われてるかも知れません。
パパとなっちゃんの主演、田村正和さん演じる主人公のライフスタイルに憧れ、僕なんかが建築士になれるのかなって思いながらも進んだ道ではありますが、理想と現実は違い就職してみると現場監督の日々・・・田村さんと私もかなり違いますが。
現場監督時代の日々は今でも大切な経験と知識を得られた貴重な時期でした、その頃は設計事務所の設計した建物を建てるのが仕事、何で人の設計した建物を作らないといけないんだ、たまに来て注文付けるくらいなら責任持って自分で建てろって気持ちは根強く持ってました。大きな間違いです。
ただ、管理した建物が建つことで達成感もあります、規模も金額も大きな公共工事が多かったので。地域でも指折りの現場監督になって、建物も書類もばっちり出来てるだろって思える仕事を目指してました。ただ、いつかは設計との夢は抱いてたので建築士の資格には挑戦しました。
幸い設計する機会にも恵まれる様になると、使い勝手も良く施工性も良く、胸を張ってかっこいいだろって設計をしたいと思ってましたが、いざ設計してみると難しい。設計は大変だってようやくこの頃思える時代に突入。すぐに出来る訳ない、天才でもセンスが飛びぬけて良いわけでもないって自覚はあるので、自分らしく地道に一歩一歩です。
前書きが長くなりましたが、もみの木しか使わない、使いたくない理由。幸運なことに健康な住まい造りの会との出会いが私の家造りの新しい、1番大切にしたい住宅の指針をくれました。ズバリ!お客様を健康にする家造り。
もみの木の効能は他で書いてますので省きますが、お客様を健康にする建材と不健康にする建材の違いを知ってしまったら、お客様に悪い商品は勧められません。お客様にとって損となる仕事はしないって事は弊社の理念のひとつです。お客様に胸を張って勧められない商品は使わない。
私自身がもみの木の家に住みたいって思い、起業してすぐに自宅をもみの木でリフォームしました。最高の住み心地、自社では建てないって建築業者は結構いるんです、理由は様々でしょうが。自分が認めなくてお客様には勧められません。
だから、他の床材は無いのかと尋ねられても、他は使いませんとの答えになってしまうのです。
弊社はもみの木の内装材が知る限り最高だと思い、家造りに採用しております。何でもします、何でも使いますではプロとしては失格。お客様のためにもみの木の内装材が1番だと思ってるので、もみの木の床材以外は使いません。自分の為ではなくお客様の為の家造りですから。